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中国浙江省・天台山に伝わる無形文化遺産技法「乾漆挟苧(かんしつ きょうちょ)」 によって制作された金彩漆椀です。乾漆挟苧は、中国仏教美術に由来する極めて希少な伝統技法で、天然漆「大艸(だき)」と苧麻布、天然鉱物素材を用い、幾重にも積層しながら成形されます。本来は仏像制作を主目的とした技法であり、器物として完成させるには高度な知識と長年の経験を要します。本作は、同技法の代表的継承者であり、中国国家認定の工芸芸術家湯春甫(とう・しゅんほ) 氏の系譜に連なる工房にて制作された作品です。成形から彩色、金彩仕上げに至るまで、すべて天然素材のみを使用し、168工程以上におよぶ手作業を経て完成しています。制作には一年以上を要します。金彩部分には純金を使用し、漆層の奥行きと相まって、静かで品格ある輝きを湛えています。乾漆挟苧ならではの特性として、防水性・耐火性・耐腐食性・防虫性に優れ、数千年単位での保存にも耐えうる高い耐久性を備えています。本品は茶を点ててお使いいただくことも可能ですが、何よりも工芸作品・美術品としての完成度を重視した一作です。実用と鑑賞、その両立を許された希少な漆芸作品として、長期コレクションにも適しています。なお、湯春甫氏が1996年に制作した千手観音像は、日本・比叡山延暦寺に安置されています。同像は、同寺に設けられた万拝堂に奉安され、日中仏教文化交流を象徴する作品の一つとされています。その思想と高度な技法は、本作「金彩漆椀」にも随所に感じ取ることができます。⸻作家略歴(簡略)湯春甫(1952–)中国工芸の巨匠、中国国家級技能大師。浙江省無形文化遺産「天台山乾漆挟苧技法」および「金漆造像技法」の代表的継承者。60年以上にわたり乾漆挟苧と金漆造像に従事し、その作品は世界62の国と地域の美術館・博物館・宗教施設に収蔵されています。⸻作品情報•産地:中国 浙江省 天台山•技法:乾漆挟苧(無形文化遺産)•素材:天然漆・苧麻布・天然鉱物粉・純金•サイズ:直径 約10cm × 高さ 約6cm•状態:新品・未使用
オススメ度 4点
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